電話回線変更の勧誘に注意-同意してないのに契約書 市に相談2日で9件

2022年04月03日 のニュース

 京都府福知山市の市消費生活センターは、電話回線を光回線からアナログに戻すよう電話で勧誘され、同意したつもりはないのに、後日、契約書が送られてきた-といったトラブル相談が、多数寄せられているとして、注意を呼びかけている。

 このような事例の相談は、3月29日から寄せられていて、同センターでは2日間で、市内各地の60代~80代の計9人から受け付けた。すべて同じ業者からの勧誘だったという。

 「インターネットを使っていないのなら、光回線からアナログに戻した方が、電話代が安くなる」などと勧誘され、きっぱり断らなかったケースでは、契約に同意したとみなされ、料金の見直しに関するサポート契約の契約書が送られてきたという。

 センターは「このような勧誘を受けた際は、費用やサービス内容、解約条件などをよく確認し、必要ない場合はきっぱり断ってほしい」と呼びかける。

 またこの事例のような電話勧誘は、契約書面が届いてから8日以内であればクーリング・オフが可能。「契約した覚えのない契約書面が送られてきたら、すぐに相談してください」としている。電話0773(24)7020。受付時間は月~金曜日(祝日除く)の午前9時から午後4時まで。消費者ホットライン(188)でも受け付ける。いずれも相談は無料。

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