【久美浜湾】乗っ込みのチヌ釣り解禁 4月から
2025年03月27日
京都府京丹後市の久美浜湾では4月1日午前6時から、産卵のために沿岸の浅瀬へと入ってくる“乗っ込み”のチヌ釣りが解禁される。同湾はチヌの産卵場所になっている。府漁業協同組合が漁期を設けて管理しており、湾内での一般の釣りは禁止されているが、組合員が営む筏などから釣ることができる。
チヌはあっさりとした白身魚。弾力があり、塩焼き、刺し身などに向く。年間を通じて釣れ、沿岸からでも体長50センチほどのサイズが狙えることから、専門で竿を出す人も多い。春先は産卵にそなえて活性も高く、良型が多い。
同市久美浜町の府漁協湊支所は「今年もシーズンを迎え、湾内で魚の姿をよく見ます。多くの人に楽しんでもらえればうれしい」としている。
期間は春季が7月10日まで、秋季は8月20日から11月30日まで。
舞鶴、宮津の沿岸も
このほか、福知山市の丹後釣具店によると、宮津、舞鶴両市の沿岸部でも、時折チヌが上がっているという。「まだ数は多くはありませんが、釣れると大きいようで、40センチ以上のものをよく聞きます」としている。
週末の舞鶴湾の潮位
【29日】満潮=1時35分(13センチ)、14時15分(8センチ)▽干潮=8時40分(マイナス12センチ)、20時36分(マイナス10センチ)
【30日】満潮=2時37分(14センチ)、14時39分(11センチ)▽干潮=9時18分(マイナス9センチ)、21時28分(マイナス14センチ)
写真(クリックで拡大)=大きいサイズも期待できる(資料写真)