【宮津市】チヌ、メバルなど上がる 海洋つり場、今期の営業を開始

　京都府宮津市小田宿野の市海洋つり場が21日から、今期の営業を始めている。営業は金曜から月曜までで、21、22両日は、開場を待ちに待った釣り人計30人が訪れ、体長35センチ－43センチのチヌ、23センチ－26センチのメバル、25センチまでのグレなどを上げた。

　栗田湾の海上に足場が組まれており、幅広い魚種が狙える。初日は時折、雨が降る悪天候だったが13人が竿を伸ばし、22日は17人が訪れた。

　22日昼過ぎは、肌寒い気温で釣り人の姿もまばらだった。メバル、ガシラなどが上がった一方、チヌ、グレなどはさっぱりな様子で、チヌ狙いで朝から粘っていた京丹後市の67歳の男性は「底ものは上がってたようだけど、チヌは全然で、あたりもないです」と話していた。

　35センチのコブダイとみられる魚を上げた枚方市から来た76歳の男性は、「午前中に何とか上がりましたが、それからはさっぱりでした。きょうは残念ですが、期間中にまた来て楽しみたいです」と笑顔を見せた。

　今期は11月30日まで。時間は午前7時からで4月、10月、11月は午後4時30分まで、5月～9月は午後5時30分まで開ける。料金は大人が1300円、小中学生が600円。釣りをしない場合は大人300円、小中学生110円。駐車に必要な清掃協力金は700円になる。貸し竿、エサの販売もしている。

週末と祝日の舞鶴湾の潮位

　【27日】満潮＝5時16分（13センチ）、14時57分（21センチ）▽干潮＝8時30分（11センチ）、23時12分（マイナス9センチ）

　【28日】満潮＝15時27分（21センチ）

　【29日】満潮＝16時3分（21センチ）▽干潮＝0時1分（マイナス8センチ）

写真（クリックで拡大）＝22日に上がった35センチほどのコブダイとみられる魚