【宮津】まだ水温高く、アオリイカ上がる
2023年12月07日
京都府宮津市の養老漁港でアオリイカが上がっている。福知山市下荒河の丹後釣具店によると、11月28日には、胴長24センチまでが餌木で2匹釣れている。同店は「水温が下がると沖へ行ってしまいますが、まだ水温が高く、沿岸からも狙える状況が続いているようです」という。
アオリイカは、イカ類の中で最もおいしいとされる。冬場は水温の高い沖で過ごすため、沿岸からは狙いづらいが、釣れると大きいサイズが多い。
また、宮津、舞鶴両市の由良川河口では体長20センチほどのキスが釣れており、例年なら12月ごろから姿を見せるカレイはまだ上がっていない。このほか、各地の磯では体長30センチ前後のグレが釣れているという。
同店は「全体的に水温が高いようです。寒さが増し、水温も下がれば(岸からカレイが狙えるなど)状況が変わってくると思います」としている。
週末の舞鶴湾の潮位
【9日】満潮=12時33分(19センチ)、23時6分(25センチ)▽干潮=6時9分(8センチ)、17時15分(16センチ)
【10日】満潮=13時37分(21センチ)、23時31分(28センチ)▽干潮=6時46分(5センチ)、17時53分(19センチ)
写真(クリックで拡大)=養老漁港で上がったアオリイカ