【由良川】大江で60センチ近いセイゴ 河口はキスがシーズン
2022年05月12日

京都府福知山市大江町の由良川下流でセイゴが上がっている。5日には市内の男性たちが体長60センチ近くの2匹と30センチ1匹を釣った。エサはアオイソメ。下荒河の丹後釣具店は「数は少ないですが、釣れると40センチ以上が多いようです」という。
セイゴは体長で呼び名が変わる出世魚のひとつ。福知山などでは60センチ以上をスズキと呼んでいる。海から遡上するアユなどを追って河川を上ってくる。
大江は河口から20~30キロ上流の内陸部で、スズキ・セイゴは大江から下流の由良川でこの時期に狙うことができるが、今年は大江以外ではあまり上がっていないという。同店は「河川工事の影響か、釣れるポイントが例年と変わっている可能性があります」としている。
このほか、由良川河口ではキス釣りがシーズンを迎えており、15センチから20センチほどの良型が多数上がっている。キスは癖のない白身の魚で、釣りでは小気味よい引きが楽しめる。
週末の舞鶴湾の潮位
【14日】満潮=0時35分(18センチ)、12時30分(21センチ)▽干潮=6時50分(6センチ)、19時31分(0センチ)
【15日】満潮=1時41分(20センチ)、12時54分(24センチ)▽干潮=7時28分(9センチ)、20時16分(マイナス3センチ)
写真=5日に大江町で上がったセイゴ