【由良川】活性高く、ここ数年で最も期待 6月1日アユ釣り解禁
2021年05月20日

由良川漁業協同組合(日和隆組合長)は6月1日午前6時、京都府北部を流れる管内の由良川本流、支流でアユ釣りを解禁する。
漁協によると、今年は4月から市内の各河川で天然アユの遡上が確認できており、濁りのない場所では群れが見えている状態だという。水量もそこそこで、活性も例年より高い。「ここ4年ほどは不調だったアユ漁ですが、今年は特に釣果にも期待ができそうです」としている。
市内では三和町芦渕の新橋周辺と、牧川の十二橋から佐々木川との合流地点までに友釣り専用区を設け、本流の川北橋と戸田橋の間を竿釣り専用区にしている。網漁は釣りの専用区では7月31日まで禁止。それ以外では7月1日から解禁する。
管内では4月下旬から約43万匹を放し、うち福知山市内の河川には約23万匹を放流している。順調に育てば、解禁日には体長17センチほどになる。
漁には遊漁証が必要で、料金は年券が1万円、7月5日から発行の日券は3千円。漁協や管内の釣具店で購入できる。
週末の舞鶴湾の潮位
【22日】満潮=11時25分(20センチ)、22時45分(20センチ)▽干潮=4時47分(4センチ)、17時33分(11センチ)
【23日】満潮=11時41分(22センチ)▽干潮=5時37分(6センチ)、18時21分(7センチ)
写真=昨年、漁協へ持ち込まれたアユ(資料写真)
【訂正】友釣り専用区を「十二橋から上川口橋まで」から「十二橋から佐々木川との合流地点まで」に訂正しました(5月31日17:00)