【宮津】海洋つり場が3日に再開 コロナ対策し11月末まで
2020年10月01日

京都府宮津市の栗田湾に面した海洋つり場が3日から再開する。海上に足場が組まれており、季節ごとにアコウ、ヒラメ、スズキといった魚が狙える人気の釣り場。2018年7月の豪雨被害から復旧し、今年4月に再開予定だったが、新型コロナウイルスの影響で遅れていた。
今期の営業は11月30日までで、土、日、月曜日の週3日のみ開ける。営業時間は午前7時から午後4時まで。終了時間は例年より30分短縮し、手すりの消毒などを徹底する。悪天候時は臨時休業。
感染症対策のため、入場時にはマスクの着用や手指の消毒などを求め、利用者間の距離を確保する。また、当分の間は釣りざおやライフジャケットの貸し出しはせず、釣り具の販売も休止する。20人以上の団体利用は断るほか、入場者が多い場合は入場制限をする。
利用料金は釣りをする場合、大人1100円、小中学生550円。釣りをしない場合はそれぞれ5分の1の料金になる。
市産業経済部農林水産課は「いろいろな魚がいる釣り場です。長い間休業していたこともあり、再開後はたくさんの釣果が期待できるかもしれません」と話している。問い合わせは同課、電話0772(45)1626へ。
週末の舞鶴湾の潮位
【3日】満潮=2時45分(39センチ)、15時11分(42センチ)▽干潮=8時57分(25センチ)、21時38分(27センチ)
【4日】満潮=3時3分(39センチ)、15時52分(41センチ)▽干潮=9時35分(23センチ)、21時58分(29センチ)
写真=再開する宮津市の海洋つり場(資料写真)