【由良川】体長60センチのスズキ上がる 舞鶴湾ではチヌ
2020年09月03日

京都府福知山市大江町の由良川で8月31日、市内の男性が体長60センチのスズキを上げた。エサはアオイソメ。同月には由良川河口で80センチクラスが上がっており、下荒河の丹後釣具店は「大きいサイズはそれなりにいるようですが、日照り続きで水位が低く、活性が下がっているようです。適度に雨が降れば、ねらい目になります」としている。
スズキは体長で名前の変わる出世魚で、福知山などでは60センチまでをセイゴと呼ぶ。エサになる小魚などを追い、汽水域まで入って来る。身は弾力のある白身で、塩焼き、ムニエルなどに向く。
このほか、舞鶴湾ではチヌが上がっており、同月18日に体長40センチ~47センチが6匹、27日にも47センチが釣れている。同店によると「全体的には小ぶりなサイズが多いですが、春の産卵から体力が回復し、よくエサを食べる時期のため、これから型が良いものが多くなってきます」という。
週末の舞鶴湾の潮位
【5日】満潮=4時9分(40センチ)、15時53分(45センチ)▽干潮=9時41分(31センチ)、22時50分(28センチ)
【6日】満潮=4時29分(41センチ)、16時35分(43センチ)▽干潮=10時31分(30センチ)、23時10分(30センチ)
写真=8月31日に上がった60センチのスズキ