【由良川】60センチのスズキ上がる 潮濃くチヌやフグの姿も

2020年07月09日

 京都府福知山市在住の男性が5日、大江町の由良川で体長60センチのスズキを釣り上げた。エサはアオイソメで、男性はほかにも体長46センチのセイゴ、44センチのチヌも上げている。下荒河の丹後釣具店は「うちの店で把握している範囲では、スズキが上がるのは今年初めてです」としている。

 スズキは体長で名前の変わる出世魚の一つ。福知山などでは60センチ以上をスズキとし、それより小さいものをセイゴと呼ぶ。ルアーなどで狙うこともでき、釣り人から人気がある。

 同店によると、由良川は雨の影響で水が多いが、大江町辺りまで潮が入っている。シマイサキ、フグなど海で生きる魚が、大江町まで上がってきているという。

 「セイゴは継続して釣れており、河口の方でも上がっていますが、例年に比べ全体数は少ない」といい、「大江までフグなどが上がってくることは、これまであまりありませんでした。フグとフナが同じところで釣れています。今後、状況がどうなるかは読めない状況です」としている。

週末の舞鶴湾の潮位

 【11日】満潮=7時41分(33センチ)、17時42分(37センチ)▽干潮=0時52分(19センチ)、12時21分(31センチ)

 【12日】満潮=8時15分(33センチ)、18時42分(34センチ)▽干潮=1時25分(21センチ)、13時50分(30センチ)

写真=由良川でスズキが上がった

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