【宮津】乗っ込みチヌ、型は小さめ 数は例年並み
2020年04月16日

産卵のため沿岸などの浅瀬に回ってくる「乗っ込み」のチヌ釣りがシーズンを迎えているが、今年は全体にサイズが小さい。福知山市下荒河の丹後釣具店によると、舞鶴や宮津で数は例年並みに上がっているものの、「体長30センチほどのものが多く、40センチ以上はあまり釣れていません」という。
今年は、冬場も春先もキスが上がるほど海水温が高く推移しており、それがチヌの乗っ込みにどう影響しているのか分からない。「これから大きいサイズが上がるのかどうか、読めない状況です」としている。
それでも、宮津市田井の筏では12日、福知山市内の男性が、オキアミをエサに体長47センチを含む3匹を上げていて、まれに良型も釣れている。
ほかには体長15センチ~20センチのメバルが上がっているという情報がある。
週末の舞鶴湾の潮位
【18日】満潮=13時20分(11センチ)、23時26分(11センチ)▽干潮=6時10分(マイナス6センチ)、18時48分(6センチ)
【19日】満潮=13時20分(11センチ)▽干潮=6時48分(マイナス5センチ)、19時13分(3センチ)
写真=12日に上がった体長47センチのチヌ