【各地】春告げるメバルが好機 防波堤で浮き釣りお勧め
2020年03月05日

暖冬は海水温にも影響しているのか、真冬にアジがサビキで釣れたり、キスが上がったりと、例年とは少し趣の違う話を聞く。このあたりではないが、桟橋で結構な大きさのマイワシが爆釣しているという。
とはいえ、海の釣りは、年間で最も対象魚が少ない時期にあたる。その中で、確率高く釣れるのがメバル。春を告げる魚として知られ、明確な当たりと強い引き、食味の良さが釣り人を引き付ける。
小さな防波堤でも、石やコンクリートの障害物、藻などがあるところなら潜んでいる可能性が高い。深い場所は昼間でも釣れるが、浅いところは夕まずめから夜にかけての釣りが良い。初めは底近くから狙う。
メバル専用の胴突き仕掛け、浮き釣り仕掛けが市販されており、それにシラサエビを掛ける。面白いのは、長めの延べ竿と電気浮きを使った釣りで、海面に揺らめく明かりは、見ているだけで心が安らぐ。
当たりがあれば軽く合わせ、なるべく早めに取り込む。あまり海中で暴れさせると、他のメバルが怖がって隠れてしまうと言われている。
餌釣りだけでなく、最近はルアーを使う人も多くなってきた。磯では30センチ前後の大物も狙えるが、防波堤では20センチを超えれば良い型といえる。
週末の舞鶴湾の潮位
【7日】満潮=14時36分(7センチ)、22時48分(12センチ)▽干潮=6時16分(マイナス14センチ)、17時43分(6センチ)
【8日】満潮=14時37分(7センチ)▽干潮=7時56分(マイナス17センチ)、19時22分(1センチ)
写真=ポイントが合えば数も狙える(資料写真)