【由良川】ぶっこみ釣りで78センチのスズキ
2019年06月28日

京都府福知山市長田の向山正二さん(54)が23日、大江町の由良川で体長78センチ、重さ3・9キロのスズキを釣り上げた。アオイソメをエサにしたぶっこみ釣りで、向山さんは「取り込むときにタモ網の柄が折れ、思わず川に入って手で引き上げました。大物が釣れてうれしいです」と喜んでいた。
朝から釣りに出かけたが、ハゼ、ギギといったエサ取りばかりだったという。正午になり「もう帰ろう」と思って投げた最後の一投がヒット。「竿が持っていかれそうなすごい引き」を制して、何とか釣り上げた。
下荒河の丹後釣具店は「由良川は雨の少ない影響で水量が少なく、流れがあまり無い状態です。食いつきが悪い中で、良く釣り上げられたと思います。今のところ、今年一番のサイズですね」と話す。
スズキは出世魚の一つで、市内などでは体長60センチ未満はセイゴと呼んでいる。
宮津湾ではアオリイカ
また、宮津湾ではアオリイカの親イカが上がっており、最近では胴長30センチほど、重さ1キロを超えるものも釣れている。同店によると「アオリイカは例年に比べて数が少なめです。ほかに、宮津、舞鶴では豆アジ、キス、チヌも釣れています」と話している。
週末の舞鶴湾の潮位
【29日】満潮=10時52分(36センチ)▽干潮=4時49分(25センチ)、18時30分(16センチ)
【30日】満潮=1時3分(30センチ)、11時24分(38センチ)▽干潮=5時32分(27センチ)、19時13分(14センチ)
写真=釣り上げたスズキを持つ向山さん