東日本大震災から15年 大正小で避難訓練 被災者に思いはせる日に
2026年03月11日 のニュース
11日は、未曽有の大災害となった東日本大震災の発生から丸15年。この日に合わせて、福知山市水内の大正小学校(勝村輝幸校長)は避難訓練を行った。児童たちは、慌てず騒がず運動場に退避。勝村校長による震災当時の話に耳を傾け、被災者らに思いをはせるとともに、防災への意識を高めた。
東日本大震災は2011年3月11日午後2時46分に起きた。最大震度7を記録し、大津波などで2万2千人以上の死者、行方不明者が出た。福島第一原発事故も発生し、15年が経った現在も多くの人が避難生活を送っている。
同校では、記憶を風化させず後世に伝え、避難のあり方を改めて考える機会になればと、訓練を計画。府北部を震源としたマグニチュード7の地震が発生した-という想定で取り組んだ。
2時間目と3時間目の中間休みに、校内放送で緊急地震速報の警告音が鳴り響き、地震発生が知らされた。屋内の教室や図書室にいる子は机の下に隠れ、運動場の児童は中心付近に移動してかがみ、それぞれ身を守る行動をとった。
このあと全員が運動場に避難。勝村校長は最大40メートルの大津波が発生し、多くの人が犠牲になるなど、東日本大震災の被害について児童に伝え、岩手県釜石市で津波に襲われながらも、小中学生の命が助かった話を紹介した。
「児童、生徒は自分で考えて行動し、高いところに避難したことで助かった」とし、「地震が発生したときに、近くに大人がいるとは限りません。今回の訓練を思い出し、命を守る行動をとってほしい」と呼びかけた。
写真(クリックで拡大)=机の下に隠れる児童(11日午前10時30分)









