【衆院選】京都5区 長靴で雪踏み街頭戦 折り返し迎える

2026年02月02日 のニュース

 衆議院議員選挙は8日の投開票に向け、折り返しを迎えた。京都府福知山市を含む京都5区は1996年に小選挙区制が導入されてから初めての一騎打ちとなっており、届け出順に自民党前職の本田太郎氏(52)、共産党新人の山内健氏(58)の2人が立候補している。両氏とも、寒さ厳しい府北部5市2町を駆け回って訴えの浸透に力を注ぐ。

 4期目の当選をめざし、積み上げてきた実績を軸に政策を訴える本田氏に対し、5回目の挑戦となる山内氏が現政権への批判を前面に掲げる構図だ。

 真冬の選挙戦とあって、当初は両陣営とも屋内で個別の集会を増やすことなどを検討していたが、衆院電撃解散による準備期間の短さもあって会場を押さえることが難しく、候補者が厚着をして各市町の街頭を回っている。

 公示日の27日以降、1月いっぱいは雪に悩まされる日が多く、両候補とも足元は長靴で固め、積雪が残る地域でも雪を踏みしめながら懸命に声を上げてきた。

 選挙運動を手伝うある陣営関係者は「警報などで危ない時に外に出てきてもらうことがないよう、予定を変える必要があるため、雪の予報には敏感になっています」と神経をとがらせる。

 両陣営とも一日置きに市町を絞ってじっくりと回ることが多く、個人演説会もおおむね一日1回のペースでこなす。選挙戦初の週末は、本田氏は5区の7市町全てを回り、山内氏は舞鶴、綾部両市を巡った。

 これまでの福知山市内の街頭での両氏の演説に耳を傾けた。

 1月29日に三和町でマイクを握った本田氏は、3期の間に由良川の河川整備や災害対策、道路整備といった地域課題の解決に努めてきたこと、防衛力や外交力の強化が必要なことを伝えつつ、「農林水産業を振興していくことで地方創生を本物にしたい。地方でものづくりをし、都会がそれを買う流れをしっかりと作っていきたい」と決意を述べた。

 1月28日に大江町の街頭に立った山内氏は、物価高対策について「大企業や高所得者への優遇税制廃止と防衛費の増額を止めて財源を確保し、消費税を一律5%へ。先々には廃止します」と説明。安全保障では、大軍拡をしてもかえって相手から標的にされるとし、「憲法9条を軸にした世界の平和に貢献する日本を作っていきましょう」と力を込めた。


写真(クリックで拡大)=支持拡大をめざし、街頭に立つ候補者(画像の一部を加工しています)

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