新文化ホール候補地 2ゾーンの優先付けず、最終報告を提出

2025年12月24日 のニュース

 京都府福知山市民で構成する新文化ホール基本計画再検討委員会は23日、市民を対象に行った意見公募の結果を踏まえ、建設候補地について、優先順位を付けず、「駅北ゾーン」と「御霊公園・厚生会館ゾーン」を同率とし、大橋一夫市長に最終報告を提出することで合意した。

 再検討委はこれまで、階段状の固定席をメインとし多様な演目に対応(機能)▽1千席規模を基準(規模)▽第1候補を駅北ゾーン、第2候補を御霊公園・厚生会館ゾーン(場所)と整理し、10月から約1カ月間、市民の意見を募集した。

 中ノの厚生会館で開かれた第10回会合で、市が結果を報告。意見は201人から寄せられ、場所については賛成48%、反対27%。自由記述では「御霊公園・厚生会館ゾーン」を推す意見が85件、「駅北ゾーン」が72件と支持が分かれた。

 閉鎖が表明されている厚生会館隣接の企業所有地の活用や、駅前市有地(現在はホームセンターが立地)の検討を求める意見もあり、検討委はそれぞれを反映して両ゾーンに含めることも決めた。

 このほか市民意見では、機能は賛成79%、反対10%。規模は賛成55%、反対26%だった。

 次回会合は来年1月中に開き、その後に最終報告をする予定。


写真(クリックで拡大)=市民意見を踏まえ議論した

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