キッズコンサート　川嶋あいさんと舞台に、児童85人が合唱練習　12月14日に厚生会館で

　京都府福知山市内の小学生とプロの歌手が同じ舞台に立つ「キッズコンサート2025」（オンリーワンプロジェクト実行委員会主催）が14日午後2時から、中ノの市厚生会館で開かれる。今年はシンガーソングライターの川嶋あいさんが出演する。市、両丹日日新聞社など後援。

　次代を担う子どもたちが音楽文化に触れ、発表を通じて自己主張や協調性、達成感を育むことを目的に、毎年有名アーティストを招いてコンサートを企画している。

　今年のテーマは「ココロノオト」。小学1～6年生85人が生バンドの演奏サポートを受け、『ケセラセラ』『恋のダイヤル6700』『赤いスイートピー』など、7曲を合唱とソロで披露する。川嶋さんとは『明日への扉』『旅立ちの日に…』などを一緒に歌う。

　児童たちは9月から練習に励み、歌唱や振り付けのほか、楽器の演奏、ステージでの立ち位置などを確認している。

　足立直敬実行委員長（55）は「昭和から令和の曲まで、幅広い年代の人が楽しめるコンサートになっています。子どもたちの真っすぐな歌声を届けるので、ぜひたくさんの人に聞いていただければ」と話している。


写真（クリックで拡大）＝本番に向けて合唱練習する児童たち（7日、桃映地域公民館で）