段ボールに絵を描き続けて15年 綾部市のグンゼ博物苑で「段ボール画展」 報恩寺の野田恒幸さん
2025年10月30日 のニュース
段ボールをキャンバスにして水彩画を描いている京都府福知山市報恩寺、野田恒幸さん(75)が11月4日~8日、綾部市青野町のグンゼ博物苑・集蔵で、「優しいダンボール画展」を開く。入場無料。
絵を描くことを趣味にしていた野田さんは、会社員のころ、大事な品物を入れた段ボールが捨てられることにもったいなさを感じ、自宅に持ち帰って使うことにした。
絵を描いていて失敗したとき水にぬらした絵筆で色を落とすと、ぼんやりと残ることが分かり、それが画用紙とは違う味わいになると気付いた。それから段ボール画に魅せられ、自宅から見た風景や娘、孫などを描き続け15年になる。
会場には報恩寺の特産物・タケノコを題材にしたカルタや綾部市山家地区の風景など約100点を展示する予定。
野田さんは「絵を見てほっこりしてほしいと思っています。落ち込んで嫌な思いをしている人の気持ちが軽くなるようになればうれしい」と話している。
時間は、4日は午後1時~5時、5日~7日は午前10時~午後5時、8日は午前10時~午後3時。
写真(クリックで拡大)=展示する段ボール画と野田さん








