行灯や太鼓で恵みに感謝 御霊大祭

2025年10月06日 のニュース

 京都府福知山市中ノの御霊神社で4、5両日、御霊大祭が営まれた。2日間とも雨模様となったが、太鼓演奏や俳句奉納行灯などの催しがあり、参拝者らは自然の恵みに感謝した。御霊神社奉賛会、福知山商工会議所主催。

 宵宮の4日夜には、神社に祭られている武将・明智光秀の霊を慰めるための「御霊太鼓」の奉納演奏があった。市内外の5団体が参加予定だったが、雨のため規模を縮小し、福知山御霊太鼓保存会と御霊太鼓子どもチームの2団体のみ出演。子どもチームは、これまででも最年少となる3歳から小学6年生までの16人がそろいの法被を着て舞台に上がり、11日間練習してきた成果を力強く発揮した。

 行灯は福知山俳句連盟の会員たちが詠んだ俳句を記した紙で仕立てている。光秀や秋にちなんだ句、キキョウの花などの絵が入ったものが鳥居から本堂まで100基ほど並んだ。4日の雨足が強い時には、軒下などに避難させながら行い、夜にはほんのりと辺りを照らし、訪れた人たちがながめて風情を感じていた。

 5日には、大正琴、ハーモニカの奉納演奏、甘酒の無料接待があった。

 

写真上(クリックで拡大)=御霊太鼓を披露する子どもたち
写真下(クリックで拡大)=境内に並んだ俳句奉納行灯

このエントリーをはてなブックマークに追加
京都北都信用金庫
大嶋カーサービス

 

「きょうで満一歳」お申し込み

24時間アクセスランキング

著作権について

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。