幅広い世代の団員が熱唱 今年6月に結成した福高同窓会合唱団が総会で初披露

2025年08月19日 のニュース

 福知山高校同窓会(前田竹司会長)は17日、京都府福知山市土師のホテルロイヤルヒル福知山&スパで2年に一度の総会を開いた。今年は各世代の卒業生計約170人が参加し、オープニングで6月に結成したばかりの合唱団が合唱を初披露。校歌などを美しいハーモニーで歌い、会場を盛り上げた。

 前田会長が東京支部同窓会に出席した際、支部の合唱団が歌声を披露していたのを見て、今年の同窓会を盛り上げられたら-と、福知山で合唱団を立ち上げた。今回は他支部からの応援も含め、第13回~第70回の歌好きの卒業生計54人の団員が集まり、同校の元音楽教諭の細見美幸さんの指導のもと練習を重ねてきた。

 この日は主に指揮を細見さん、伴奏を卒業生の上田泉さんが担当し、5曲を披露した。初めに団員と出席者による校歌の大合唱で開幕したあと、団員が混声合唱のための組曲「蔵王」より「蔵王讃歌」を息ぴったりに歌い上げた。

 続く男声合唱では「いざ起て戦人よ」を力強く響かせ、女声合唱は「夏の思い出」を伸びやかなソプラノ、アルトで届けた。最後は団員全員で混声合唱のためのカンタータ「土の歌」より「大地讃頌」を歌って締めくくり、繊細かつ迫力たっぷりな歌声に出席者たちは静かに耳を傾けていた。

 このあと前田会長、同窓生でもある大橋一夫市長があいさつし、藤田浩校長が生徒の進路状況や部活動の活躍などを報告した。懇親会では近況や思い出話を語り、福知山踊りなどもして盛り上がった。

 前田会長は「合唱の練習を通して縦や横のつながりがより深まったと思います。合唱を喜んでいる出席者も多く、今後もつながりを大切にしながら、出演の機会があれば総会以外でも合唱団として歌っていきたい」と話していた。


写真(クリックで拡大)=ハーモニーを披露する福知山高校同窓会合唱団

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