「ドッコイセまつり」開幕 広小路に踊り手900人
2025年08月16日 のニュース
京都府福知山市の夏の風物詩「福知山ドッコイセまつり」(実行委員会主催)が広小路通りで開幕した。14、15両日は延べ16連の踊り手に加え、飛び入り参加もあり、計約900人が「ドッコイセ」の掛け声を響かせながら踊りを楽しんだ。
14日は市商工会議所前でオープニングイベントがあり、福知山踊振興会などが櫓での地方演奏に合わせて16手振りの踊りを披露。続いて市役所や京都北都信用金庫、福知山公立大生などの連が列を作った。見物客が飛び入りする場面もあった。
まつり後半の22日は広小路通りなどで午後7時15分から学生大会とプラカードコンテストを行う。最終日の23日は福知山駅北口公園で午後7時から、福知山淑徳高校和太鼓部のオープニング演奏のあと、市民総踊りで締めくくる。
元気な掛け声響かせ ドッコイセこども大会
第39回ドッコイセこども大会は12日に、福知山市中ノの広小路通りと御霊公園で開かれた。浴衣やユニホームなどを着た子どもたちが、元気な掛け声とともに踊りを披露し、周辺がにぎわった。
伝統文化の福知山踊りの継承と郷土愛を育むことを目的に、福知山商工会議所青年部(塩見純平会長)が主催。両丹日日新聞社など後援。
幼稚園や子ども会、サッカー、剣道などの20団体、約300人が参加。それぞれが同じ衣装に身を包んで、「ひとつでチョン、ふたつでチョン」などと声を合わせ、手足の動きをそろえ、審査員にアピールしながら踊りを楽しんだ。
審査の結果、市長賞に「福知山幼稚園あおむしくらぶ&OB」▽福知山ドッコイセまつり実行委員長賞に「ドッコイセkids」▽福知山観光協会長賞に「福知山レイカーズ」▽福知山踊振興会長賞に「小桜道場」▽福知山商工会議所青年部会長賞に「福知山成美高校ダンス部」が選ばれた。
踊りのほか、同日は魚つかみやお化け屋敷、バンド「かりゆし58」のライブなども行われ、会場一帯は日中から夜まで熱気に包まれた。
写真上(クリックで拡大)=参加者も見物客も「ドッコイセ」
写真下(クリックで拡大)=そろいの衣装で踊りを披露した