音無瀬橋下流でアユのつかみ取り 夏休みの思い出にと、大勢の親子連れらが参加
2025年08月05日 のニュース
京都府福知山市の惇明地区公民館(山段誠館長)は3日、由良川左岸の音無瀬橋下流でアユのつかみ取りと炭火焼き体験を催した。大勢の親子連れらが参加、岸の近くに網を張って設けられたいけすエリアでアユを追いかけ、水しぶきをあげながら歓声を響かせた。
この催しは、惇明学区37自治会に住んでいる人を対象に同公民館が毎年行っているイベント。創立20周年を迎えた今年は、約200人が参加した。
山段館長が「猛暑の日が続いているけど、今は曇っていて天候に恵まれました。水量もちょうど良くアユつかみに絶好の日です。夏休みの楽しい思い出にしてください」とあいさつすると、2グループに分かれて張られた網の中に入り、素早く泳ぎ回るアユを追った。
複数人で手分けして挟み撃ちにしたり、網に追い込んでつかまえたりと、捕まえる方法はさまざま。魚を追って移動しながら「とれたー!」「つかんだのに逃がした!」と歓声を上げていた。
捕まえたアユは、スタッフのアドバイスを受けながら自分で串に刺して塩焼きにし、香ばしい匂いをかぎながら焼き上がりを頬張っていた。
写真(クリックで拡大)=アユを網に追い込んでつかまえる参加者たち