びっくりがいっぱい!小学5年生7人が仕掛け作り 子ども演出のおばけ屋敷 南佳屋野児童館で
2025年08月03日 のニュース
京都府福知山市南佳屋野町の南佳屋野児童館(中島左那維館長)で7月30日、手作りイベント「おばけ屋敷」が開かれた。同館の「子どもスタッフ」として活動する雀部小学校の5年生7人が中心となり、企画から設営、演出までを担当。訪れた60人以上の子どもたちを多彩な仕掛けで驚かせた。
おばけ屋敷は、同館の子どもスタッフによる夏の恒例行事で、6年ほど前から続いている。今年は6月上旬から準備を始め、子どもたちがアイデアを出し合いながら仕掛けを考えたり会場を整えたりしてきた。
会場は暗幕を張って照明を消した真っ暗な音楽室。参加者は1~5人のグループで順番に入り、福知山署交通課から提供を受けた反射材で作られた案内表示を頼りに進んだ。室内に置かれたスタンプを4つ集めるというミッションに挑戦しながら、緊張感のある雰囲気を味わった。
当日は、子どもスタッフが驚かせ役も担当。包帯を巻いたり、特殊メイクをした姿で来場者をびっくりさせたほか、不気味な女性が映し出されるテレビ画面や人体模型、床に設置されたスライムクッションなど、多彩な仕掛けに、子どもたちの悲鳴が響いた。
子どもスタッフの陣内芽菜さんは「来てくれた人たちに楽しんでもらえるよう、夏休みの間もみんなで準備を頑張ってきたので、無事に開催することができて達成感でいっぱいです」と笑顔で話していた。
写真(クリックで拡大)=子どもスタッフも特殊メイクをして驚かせた