【参院選】 初当選の新実彰平さんにインタビュー「社会保障の抜本改革を」

2025年07月26日 のニュース

 参議院議員通常選挙京都選挙区で初当選した日本維新の会の新実彰平さん(36)が23日、福知山市篠尾新町の両丹日日新聞社を訪れ、インタビューに応じた。

 -今回の選挙戦を振り返っての感想を。

 自分の言葉で政策を訴えることに注力し、自動車で府内各地を回ったので、暑さもあって体力勝負でした。京都北部はまだ回り足りていませんが、ぱっと顔が浮かぶ人もいます。

 与党以外の受け皿として票を頂いたと受け止めています。自身や維新への積極的な期待はまだ感じておらず、これから必死になってやっていきたい。

 -国会議員として一番に取り組みたいことは。

 社会保障制度を時代に合ったものに変えていく必要がある。高齢者への新たな負担をお願いする前に、高齢者の健康を損なわずに、削れる医療費があることに問題意識を持っています。社会保険料を下げるために、電子カルテの導入で残薬の投棄といった無駄をなくすなど、支出面で削減の余地がある。しがらみにとらわれる与党ではできない発想で抜本的な改革を訴えていきたい。

 -府北部とどういう関係性を作っていきたいか。

 若年世代の流出は一定程度は仕方ないが、その流出を前向きに食い止める方法がないか考えています。Uターンが増えるようなフラッグシップになれる何かがあればと感じており、政治家もその一つだと思う。「若いやつが政治をやってもいいんだ」という空気を地方議会も含めて作り、未来志向の若者の背中を押せる存在に自身もなれれば。

 -福知山の印象は。

 洛星高校2年の時、夏の高校野球京都大会の準々決勝で、福知山成美高校に負けたことが真っ先に浮かびます。善戦してエースの駒谷謙投手を引きずり出し、私は2番ライトで内野安打を打てましたが、負けました。強かったです。福知山球場で試合をしたこともあります。

 また、アナウンサー時代には2013年の水害をヘリから中継したこともあり、由良川が印象的です。

 

写真(クリックで拡大)=本社で取材に応じる新実さん

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