中学生審判の育成へ協力、公式4級取得を支援 サッカー協会と福知山JC

2025年07月21日 のニュース

 福知山サッカー協会は、福知山青年会議所(JC)と協力し、中学生を対象にした「ユース世代(U-15)レフリー育成プロジェクト」に取り組む。京都府福知山市内の中学1、2年生を対象に、日本サッカー協会の公式審判資格4級の取得を支援するもので、今年度は男女15人を募る。

 同協会は、老若男女がサッカーを楽しめる環境づくり、競技力の向上に努めている。審判資格の取得は、子どもたちがサッカーを続けていく中で、選手以外にもコーチやレフリーといった選択肢を広く持てるようにと企画した。

 世界大会までつながる「JCカップU11少年少女サッカー大会」の福知山予選会を開く福知山JCにも協力を呼びかけ、ともに子どもたちを支援していくことを決めた。

 17日に中ノの市商工会館で同協会と福知山JCの“結団式”があり、両団体の役員たちが今後のスケジュールや協力内容を確認した。同協会の片山哲朗会長は「U15の選手のうち、一人でも多く興味を持ってくれたらうれしい。プロジェクトへの支援を頂きありがとうございます」と感謝を伝えた。

 プロジェクトでは、10月末まで参加者を募る。サッカー経験などにかかわらず、興味があれば応募できる。11月から資格取得に向けた指導や助言を行い、実際の試合での実践練習も考えている。資格はオンラインでのテストに合格する必要があり、来年2月ごろまでの取得をめざす。

 資格取得後は実践もする。来年4月ごろに予定されている「JCカップ福知山予選会」で、必要に応じて大人の補助を付けながら、試合での審判を行う計画にしている。福知山JCは「サッカーに関わる人を増やすとともに、いろいろな道があると示せる有意義な取り組みだと感じています。福知山がサッカーの聖地になるような、大きな取り組みのきっかけになれば」としている。

 

写真(クリックで拡大)=福知山サッカー協会と福知山JCが協力を誓いあった

このエントリーをはてなブックマークに追加
京都北都信用金庫
大嶋カーサービス

 

「きょうで満一歳」お申し込み

24時間アクセスランキング

著作権について

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。