福知山高校放送部 全国2大会に出場 NHK杯へは2年連続の出場
2025年07月22日 のニュース
京都府福知山市土師の福知山高校放送部は、第72回NHK杯全国高校放送コンテスト(21日~24日)と第49回全国高校総合文化祭「かがわ総文2025」(30、31両日)に出場する。いずれも予選の京都大会で上位に入り、出場権を得た。NHK杯へは2年連続の出場となる。
NHK杯はアナウンス部門に部長の真下夏希さん(3年・大江中出身)が出る。自身も経験したヘアドネーションをテーマに、インタビュー形式で経験者に始めたきっかけなどを聞き、「ウィッグが無くても受け入れられる寛容な社会になれば」との思いを込めた原稿を読み上げる。74人がエントリーした6月の京都大会で3位に入賞した。
真下さんは「部員同士でイントネーションやアクセントに気を付けながら練習してきました。悔いのないよう頑張りたい」と意気込む。
総文にはオーディオメッセージ部門に、部員4人で音声を吹き込んだ作品「廃校サイコウ!」が出場。三和町の旧川合小でキャンプ場を運営する人たちに話を聞きながら、福知山市の廃校利活用の状況などをまとめた。昨年にあった府高校総合文化祭で4作品中1位に輝き、出場が決まった。
作品に関わる大西花怜さん(3年・桃映中出身)、宮地美佑さん(2年・南陵中出身)、兼松歩叶君(同・日新中出身)は「思い入れのある作品なので、結果を見届けたい。楽しそうに廃校を活用している雰囲気が伝わる作品であり、明るい感じが評価されれば」と話している。
写真(クリックで拡大)=全国へ出場する放送部のメンバー