「リアル桃鉄」北部編、開幕イベントに100人 芸人も訪れにぎやかに
2025年07月10日 のニュース
人気ゲーム「桃太郎電鉄」(桃鉄)のように、京都府内の駅をすごろく式に巡る企画「リアル桃鉄」の北部エリア編が始まり、そのオープニングイベントが5日、JR福知山駅の改札前広場であった。約2倍の抽選倍率を突破した親子連れら100人が参加し、府出身お笑いコンビのレギュラーと、〇×クイズなどを楽しんだ。
リアル桃鉄は、大阪・関西万博の関連行事として、府が事務局を務める「京都駅周辺エリアまるごとゲートウェイ事業実行委員会」などが主催。北部編はJR京都駅、JR綾部駅、京都丹後鉄道西舞鶴駅を出発する3ルートがある。
専用のアプリ内でさいころを振り、出た目に沿って実際に駅で降り、ご当地クイズやミッションに挑戦し、ポイントを稼ぎながらゴールをめざす。ランキング上位に入れば、万博入場券などの景品が贈られる。
北部編スタートを記念したオープニングイベントでは、府文化観光大使でもあるレギュラーの西川晃啓さんと松本康太さん、さらに鉄道タレントの斉藤雪乃さんがMCとして登場。レギュラーは冒頭からおなじみのネタ「あるある探検隊」を披露して盛り上げた。
〇×クイズでは、「万博の大屋根リングは全周が1キロ以上ある」「明智光秀が福知山城を築いた際の年齢は、レギュラー松本さんの現在の年齢より若かった」といった問題が出され、参加者は頭を悩ませながら解き、正解すると大喜び。
クイズに勝ち残った人には、万博の入場チケットやJR西日本の万博コラボグッズ、商品券などが贈られた。またイベントの締めくくりは、みんなで「リアル桃鉄、出発進行」と声をそろえて、イベント開始を喜び合った。
リアル桃鉄は、府内の周遊促進が目的。8月31日までで、参加するにはアプリ内で1日プレー券(1ルートにつき税込み1千円)、もしくは2日プレー券(同1500円)が必要。これとは別に乗車券もいる。
写真(クリックで拡大)=あるある探検隊を披露するレギュラー