桃鉄コラボイベント、北部エリア編開催　京都一めざし各駅巡る

　人気ゲーム「桃太郎電鉄（桃鉄）」とコラボした街歩きイベント「リアル桃太郎電鉄～ホンマの京都・万博編～」の第2弾・北部エリア編が、7月1日から開催される。京都府福知山市内も対象路線となっていて、参加者はスマホの位置情報を使い、駅を巡りながら総資産1位をめざす。

　大阪・関西万博を契機に、京都府内の周遊を促進しようと、府やＪＲ西日本などが主催。桃鉄はプレーヤーが社長となり、全国を電車で巡って物件を買い集め、億万長者をめざすボードゲーム。1988年の発売以降、幅広い世代の人に楽しまれている。

　今回のリアル桃鉄は、専用アプリをダウンロードし、アプリ内で振ったサイコロの出目に沿って、指定されたルートを進む。サイコロが2つになるアイテム「急行カード」、人気キャラクターの「スリの銀次」「キングボンビー」が登場するなど、桃鉄の世界観を体験できる。

　到着した駅で、ご当地クイズを解いたり、指令をこなしたりしてポイントを稼ぎながらゴールをめざし、上位入賞者には、万博入場券や地域の特産品などの景品が贈られる。

　現在は南部エリア編を7月10日まで開催している。北部エリア編は京都駅出発のＪＲ西日本嵯峨野線・山陰線▽綾部駅出発のＪＲ西日本山陰線・舞鶴線▽西舞鶴駅出発の京都丹後鉄道の3ルートがあり、7月1日から8月31日まで。

　参加するにはアプリ内で1日プレー券（1ルートにつき税込み1千円）、もしくは2日プレー券（同1500円）を購入する。これとは別に乗車券が必要。

　また、特別企画として、ＪＲ西日本の2ルート内の6つの駅に、リアル桃鉄コラボデザインの駅名看板風シートを設置。福知山駅には改札を入って左側に立て掛けパネルとして置かれる。

　ほかにもＪＲ西日本の2ルートを両方プレーした先着500人に、ランダムなコラボ駅名看板と113系（福知山色）のオリジナルキーホルダーをプレゼントする。

来月5日に芸人ら福知山駅で出発式

　北部エリア編のスタートを記念して、7月5日午前10時～11時に、ＪＲ福知山駅改札前広場でオープニングイベントをする。府出身のお笑いコンビのレギュラー、タレントの斉藤雪乃さんらが出演し、万博や府北部に関連した○×クイズと出発式をする。

　参加無料。定員100人で、専用フォームから応募する。締め切りは29日。応募多数の場合は抽選する。

写真上（クリックで拡大）＝リアル桃鉄の府北部エリア編が開催される（京都府提供）
写真下（クリックで拡大）＝コラボデザインの駅名看板風シート（ＪＲ西日本提供）