気軽に音楽に親しんで 新町商店街にストリートピアノを設置 公立大生が企画
2025年06月23日 のニュース
福知山公立大学の学生たちでつくる団体が21日、京都府福知山市の新町商店街内のまちかどキャンパス「吹風舎」に、誰でも自由に弾けるストリートピアノを設置した。午前中に学生たちが設置作業を行い、「地域の方々が音楽に親しむ機会になれば」と参加を呼びかけている。29日まで。市後援。
主催するのは、同大学の軽音や吹奏楽サークルに所属する学生たちでつくる「KYOTOストリートミュージックProject」(津波璃生代表、16人)。音楽イベントを通じ、地域の活性化に貢献したいと活動している。
吹風舎へのストリートピアノの設置は、一昨年7月に初めて行い、今回で3回目。特別企画も予定していて、28日午後1時からは公立大学アカペラサークル「かんた~れ。」による合唱。最終日の29日には、午後1時30分~2時に、能登半島地震の被災地とオンラインでつなぎ、一緒に歌を歌うなどして交流するほか、午後5時30分からはエンディングセレモニーを予定している。
ピアノを弾ける時間は各日午後1時から6時まで。期間中は学生たちが常駐する。同団体の企画担当・藤岡美沙さん(4年)は「ピアノを弾ける人も弾けない人も気軽に来ていただき、音楽や交流を楽しんでくれたらうれしいです」と話している。
写真(クリックで拡大)=学生たちがピアノを設置した(21日午前9時10分ごろ)