5年ぶり100万人突破 令和6年福知山の観光入込客数
2025年06月14日 のニュース
京都府福知山市は11日、2024年の観光入込客数が、5年ぶりに100万人を突破し、前年比8万人増の102万人だったと発表した。観光客の移動や消費が促進され、宿泊を含む観光消費額は前年比2億円増の18億円となった。
24年1月1日から12月31日までの市内の観光入込客数を市が調査した。市によると、三和荘(三和町寺尾)のリニューアルオープンや、多彩な催しをして来館者を呼び込んだ福知山鉄道館フクレル(福知山城公園内)などが増加の要因とみられるという。
市の観光客入込客数は、市動物園でニホンザルの「ミワ」がイノシシの「ウリボウ」の背中に乗るロデオ姿で散歩する姿が人気となった2010年がピークの121万人。新型コロナウイルスの影響で21年は59万人まで落ち込んだが、徐々に回復している。
市は「今年2月に官民連携で策定した福知山観光アクションプランに基づき、さまざまな取り組みを展開し、今年の目標110万人を達成したい」と話している。
写真(クリックで拡大)=鉄道の日に合わせて、フクレルで開かれた福知山鉄道フェスティバル(24年10月)