大橋市長と幹部職員132人が「イクボス宣言」 仕事と生活の両立応援
2025年06月05日 のニュース
働きやすい職場へ 理解のある上司に
京都府福知山市の大橋一夫市長をはじめ、副市長、教育長、市民病院長ら課長級以上の幹部職員132人が5月29日、「イクボス宣言」を行った。育児や介護などに時間的制約を抱える職員の仕事と生活の両立を応援し、自らもその実践者となることを誓った。府内の自治体では、京都市、亀岡市に続いて3番目となった。
福知山市は4月、子どもを産み育てたくなるまちをめざす「ベビーファースト宣言」を発表しており、今回の取り組みはその一環。子育て世代だけでなく、全ての人にとってやさしいまちづくりを進める中で、市役所が先頭に立って働きやすい職場環境を整える。
幹部職員たちは、部下の育児や介護など私生活への配慮を大切にし、会議時間の見直しや業務の効率化などを図ることを明記したイクボス10か条を宣言。取り組みへの理解と実践を組織内に広げていく。
市は今後、市内事業者向けの「イクボス研修会」の開催も予定。官民連携で、誰もが働きやすく、生きやすいまちづくりを推進していきたいとする。
写真(クリックで拡大)=イクボス宣言をした大橋市長(中央)ら