5月から旧勤福会館の利用再開 暫定的に市が運営

2025年05月07日 のニュース

 京都府福知山市昭和新町の旧府立中丹勤労者福祉会館が市直営の市民交流プラザふくちやま別館として生まれ変わり、1日から一般利用が再開された。府の施設閉鎖を受け、市が暫定的に借り受けて運営する。

 同館は府が3月31日で閉鎖。活動拠点として利用してきた団体が行き場を失う中、代替施設に移行するまでの措置として、市は2027年3月までの2年間、府から借り受け、4月は利用再開に向けて、看板の付け替え、清掃などの準備を進めてきた。

 市によると、初日の利用予約はなかったが、教室活動を中心に2日以降、予約が入っていて、4月22日時点で5月分の予約は119件、全体の利用可能枠に対する予約率は18・3%という。

 運営形態の変更に伴い、開館時間は従来の午前9時~午後9時30分から、利用ニーズが高い午後1時~同9時30分で設定した。利用料は据え置いている。

 5年ほど前から同会館で書道教室を開いてきた30代男性は「4月中に近隣で代替施設を見つけられなかったので、5月から教室を再開できるのはありがたい。場所が無ければ教室を閉じようとも考えていたので、継続してもらえるのであれば2年後も使いたい」と話していた。

 

写真(クリックで拡大)=一般利用が再開された市民交流プラザ別館

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