立派な自衛官をめざして入隊式に候補生50人 陸自福知山駐屯地
2025年04月15日 のニュース
陸上自衛隊第7普通科連隊(佐藤教人連隊長)の入隊式が13日、京都府福知山市天田の福知山駐屯地であり、自衛官候補生50人が新たな一歩を踏み出した。
候補生たちは18歳から31歳までの男性で、福知山の4人を含む京都、大阪、兵庫、愛知の4府県から入隊した。
入隊式は体育館であり、候補生たちは家族や先輩隊員たちに見守られながら、引き締まった表情で式に臨んだ。
式辞に立った佐藤連隊長は「自衛官人生の第一歩を踏み出し、不安を感じながらこの日を迎えた者もいるだろう。今後、さまざまな壁が立ちはだかるだろうが、そばには成長を見守ってくれる先輩隊員たちがいる。前向きに失敗を恐れず、力を合わせて乗り越えていってほしい」と候補生たちを励ました。
候補生を代表し、萬代勢太さん(31)が「私たち、入隊の動機はさまざまありますが、ご祝辞や激励の言葉をいただき、『立派な自衛官をめざすぞ』という思いが湧いてきています。この気持ちを忘れず、50人の同期が一致団結し、日々努力を重ね、情熱を持って頑張っていきます」と決意の言葉を述べた。
候補生たちは約3カ月間、同駐屯地で基本の動作や格闘、射撃などの基礎訓練を受ける。
写真(クリックで拡大)=決意の言葉を述べる萬代さん