福知山市の桜 陽気に誘われて開花 昨年と同じ日で、平年より若干遅い

2025年03月31日 のニュース

 全国で桜(ソメイヨシノ)の開花が宣言されるなか、京都府福知山市内の各地でも咲き始めている。

 多くの桜が植えられている猪崎の三段池公園では、市都市緑化協会が定める標準木(第一駐車場そば)の開花を30日の朝に確認した。昼間の最高気温は2月上旬並みの8・3度と肌寒さを感じさせる日だったが、前週の22日~27日が最高気温20度を超える好天に恵まれたこともあって、10輪ほどが咲いた。

 観測を担当する三段池ラビハウス植物園の芦田修司園長は「開花は昨年と同じ日で、平年より若干遅いです。例年は開花から1週間ほどで満開になり、植物園周辺や大はらっぱの方は、まだこれから順次咲いていくと思います。今年は開花が遅れた植物園の河津桜もそろそろ散り始めるので、どちらも見たいと思われる方は、早めに足を運んでもらえたら」と話していた。

末広公園でも

 西本町の末広公園でも30日、少しピンクがかった白い花が開いた。昨年とほぼ同時期の開花で、道行く人たちが立ち止まり、待ちわびた桜の花を眺めている。

 末広公園は、もともと池や小川があったが、埋め立てられた後、地元自治会がソメイヨシノを植えたといわれていて、現在10本ほどがある。

 同公園内では、日当たりの良い枝先から開花が進んでいる。好天が続くと、一気に咲きそろう。


写真上(クリックで拡大)=薄いピンク色の桜の花が咲き始めた(30日、三段池公園で)
写真下(クリックで拡大)=かれんな花があちこちで開花(31日、午前8時15分ごろ、末広公園で)

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