梅を使った焼肉まん考案 淑徳高男子チーム、UME-1グルメ甲子園で敢闘賞
2025年02月22日 のニュース
京都府福知山市正明寺、福知山淑徳高校の2年生男子4人のチーム「う・め・は・す」が、和歌山県みなべ町で開かれた「UME-1フェスタin梅の里みなべ」の目玉イベント「第9回グルメ甲子園」で敢闘賞を受けた。
フェスタはみなべ町などが主催。グルメ甲子園は高校生が梅を使った料理の出来を競うイベントで、今年は9日にあった。
応募した36チームから一次の書類審査を通過した10チームが、主会場となったみなべ町保健福祉センター駐車場で料理を作り販売。味や見た目、接客対応などが審査され、優勝、準優勝、第3位、敢闘賞が決まった。
「う・め・は・す」は総合学科調理系列2年の松原達さん(日新中)、大谷誉さん(京丹後市立久美浜中)、藤田一真さん(滋賀県高島市立マキノ中)、藤田蓮さん(綾部中)によるチームで、「南高梅の胡椒餅(フージャオピン)」で挑んだ。

胡椒餅は台湾の屋台メニューの焼肉まんで、パン生地で作った皮に、豚肉をベースとしたあんとスパイスの五香粉、梅ペーストを混ぜ込んだ具を包んで作った。皮の表面には米粉の美甚粉をまぶし、しょうがそぼろを中央に乗せ、梅の花をイメージした。
会場では調理や袋詰め、接客など役割分担しながら進めた。200個を作り、1個400円で販売して完売。来場者には「おいしい」と好評だったという。
藤田一真さんは「3位までには入りませんでしたが、準備段階から調理、販売まで、4人で力を合わせて挑み、賞をもらえて大変うれしい。いい経験になりました。またコンテストに挑戦していきたい」と話している。
写真上(クリックで拡大)=う・め・は・すのメンバー(左から藤田蓮さん、松原さん、藤田一真さん、大谷さん)
写真下(クリックで拡大)=う・め・は・すが作った「南高梅の胡椒餅」