旧国鉄時代の「キロ28」を復刻 宮津線100周年記念し、リバイバル列車「みやづ号」が京都丹後鉄道を走る
2025年02月17日 のニュース
京都丹後鉄道(丹鉄)を運行するウィラートレインズ社は、宮津線開業100周年を記念し、旧国鉄時代に現在の丹鉄線内を走り、多くの人に愛されてきた「キロ28」をイメージしたリバイバル列車「みやづ号」の運行を開始している。区間は西舞鶴-豊岡駅間。
キロ28は、京都から福知山、網野、城崎などを結ぶ「急行丹後」として1996年まで運行し、現在、丹鉄で走っているKTR700形や同800形の車体側面デザインのモデルにもなっている。
「みやづ号」はKTR700形を使用し、ボディーカラーはキロ28と同じ温かみのあるオレンジ色とクリーム色に、グリーンのラインを加えて再現した。3月31日までは限定のヘッドマークも装着する。
運行開始に合わせ、丹鉄全線の普通・快速列車が一日乗り放題となり、購入特典として限定缶バッジがもらえる運行開始記念企画切符(大人2千円、小児1千円)の販売も行っていて、福知山駅をはじめ、丹鉄主要駅で購入できる。数量限定で無くなり次第終了する。
同社は「キロ28に乗車したことがある方もない方も、この機会に乗車していただき、当時に思いをはせながら、丹鉄沿線の移動をお楽しみください」としている。
写真(クリックで拡大)=運行を開始した「みやづ号」【WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)】