鬼だらけで「鬼のまち福知山」をPR 2月2日の「鬼鬼祭」に向けて19企画を展開

2025年01月23日 のニュース

 大江山の鬼退治伝説が残る「鬼のまち福知山」をPRする福知山市は、2月2日を「鬼鬼(0202)の日」とし、市内の各地域や団体とともに「鬼鬼祭」を開く。2月末までを期間に、ネパール鬼カレーの販売、親子向け鬼のおもちゃ制作、ミニ鬼面作りなど、過去最大の19企画を展開し、まちぐるみで盛り上げる。市ホームページに鬼鬼祭の専用ページを設けている。

 市は2021年から、「節分に追われる鬼たちよ集まれ!」をコンセプトに、鬼鬼の日の取り組みを始め、今年で5回目を迎える。事前に、各地域や団体、事業者から参加を募り、市民とともに開いている。

大江地域中心に

 大江地域では1月31日午後5時50分から、京都丹後鉄道大江駅前で中丹太鼓おもてなし隊「絆」が太鼓演奏をし、特産品加工販売所・鬼和味が大鍋で豚肉などを煮込む鬼面鍋を先着100人に、1杯300円で提供する。

 さらに、同日から2月24日まで大江町河守中央の同駅2階で、福知山公立大学生が実施した「第2回鬼のお面コンテスト」の応募作品、同町で鬼に関する創作活動していた故・大垣喜作さんによる竹製の鬼面などを並べる。

 2月2日午前10時から午後3時まで、同駅1階などで、昨年の大江山酒呑童子祭り、大江地域の魅力を伝える映像作品の上映、鬼のラッピングカーや酒呑童子との写真撮影会をする。

 同日午前10時、午後1時30分からは、紙粘土製のミニ鬼面に色付けが楽しめるワークショップも開き、各回先着20人を募っている。いずれも1時間程度で、参加費100円が必要。申し込みは、大江まちづくり住民協議会、電話(56)1055へ。

 同日は、大江町内宮の元伊勢内宮皇大神社、三和町大原の大原神社の2社も鬼鬼祭の一つとして節分祭を実施し、元伊勢内宮皇大神社は午後2時から、大原神社は同7時からそれぞれ神事などを行い、境内に鬼が登場する。

 大江町佛性寺、日本の鬼の交流博物館では2月2日から22日まで、記念企画「推しの酒呑童子をみつけよう」を催し、館内に常設展示されているさまざまな酒呑童子の作品から、一推しに投票できる。


写真(クリックで拡大)=鬼鬼祭への参加団体が集まり、開催を告知した

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