今季最低の0度、霜輝く師走の風景広がる 1月上旬並みの寒さに

2024年12月06日 のニュース

 本格的な冬が到来する頃とされる二十四節気の大雪(7日)を前に、京都府福知山市では6日朝、最低気温が0度(午前7時)を記録した。前日より0・6度低く、平年を3度下回って1月上旬並みの寒さ。草木に霜が降り、車のフロントガラスは凍りついた。冬用タイヤへの交換も本格化していて、冷たい空気が身に染みる師走の風景が広がった。

 福知山市の最低気温は、12月に入って3・1度~4・4度だったが、5日は0・6度と一気に下り、6日はさらに冷え込んだ。

 岩井では、空気中の水蒸気が寒さで凝結して凍る霜が地面の雑草に付いて、あたり一面が真っ白。朝日を浴びると少しずつ溶けて、緑色へと戻っていった。

 京都地方気象台によると、府北部の向こう一週間の天気は、曇りか、曇り一時雨か雪で、最低気温は2~4度、最高気温は10度を下回る日が多い見込み。

冬本番に備えてタイヤ交換進む

 降雪の季節も近づき、福知山市内では整備工場やガソリンスタンドなどに依頼し、冬用タイヤに交換し始める人も多く、ドライバーたちが冬支度を進めている。

 販売や整備など、自動車全般を取り扱う堀の大嶋カーサービス(大嶋明代表取締役)の整備工場では、6日も朝から依頼を受け、整備担当者がリフトで車体を持ち上げ、手際よくタイヤを取り換えた。

 タイヤ交換は、11月20日ごろから増え始めたといい、週末の7、8両日もたくさん予約が入っている。同社は「年末年始はさらに混み合うので、安全確保のために、早めの交換を」と呼びかけている。

 

写真上(クリックで拡大)=霜が付き朝日に輝く草(6日午前7時30分ごろ、岩井で)
写真下(クリックで拡大)=手際よくタイヤを交換(6日午前9時10分ごろ)

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