老人クラブで公式ワナゲが人気 市老連が初の大会
2024年08月25日 のニュース
京都府福知山市の老人クラブ連合会(松本和徳会長)は、各単位クラブで公式ワナゲが盛んに取り組まれていることを受けて、猪崎の三段池公園総合体育館サブアリーナで22日に第1回公式ワナゲ大会を開催した。
市老連によると、近年、講習会を通じて会員に公式ワナゲが普及しているという。ところが今年は府老人クラブ連合会主催の大会が開催されないことから、盛り上がっている熱が冷めないようにと、初めて市老連大会を開くことにした。
初大会には24チームが参加。開会式で、選手や世話人ら約140人を前に松本会長は、「熱中症と新型コロナウイルスに気を付けてしっかり楽しんでほしい」とあいさつし、ラジオ体操で体をほぐしてからゲームをスタートさせた。
選手は、2メートル離れたワナゲ台の数字上に立つ1~9の得点棒をめがけ、輪を投げた。輪が棒に入ると、「すごい」「やったー」と仲間たちが拍手。得点を数え、一喜一憂していた。
1人9本投げ、合計3ゲームで個人、団体戦をした。屋外の気温は高かったが、屋内はエアコンがついているため快適にゲームができた。それでも飲み物を用意したり救護班を設けたりして万が一に備えた。
岡ノ二町喜楽会の男性会員(91)は「点数を数えたりするので頭の回転がよくなり、ゲーム自体も楽しいです」と話していた。
今後は会員だけでなく市民も参加できる大会の開催をめざしている。
写真(クリックで拡大)=高得点をめざして投げていた