育て大きなブドウ 三和小3年生、ジベレリン作業を体験
2024年06月07日 のニュース
京都府福知山市三和町千束の三和小学校(白米山雄生校長)3年生8人が6日、地元の特産品「三和ぶどう」の果樹園で、実を大きくするための作業に取り組んだ。
古里について知る三和創造学習として、3年生は三和ぶどうの歴史、農家の苦労などを学んでいる。今回もその一環で、吉見篤一さん(52)が管理する友渕のブドウ園を訪れた。
ジベレリンという、水で溶いた薬剤をコップに入れ、房に浸していく工程を体験。「根元までしっかり浸して」「実が落ちてしまうから、何度も浸さないように」などと教わり、順番に体験した。
児童たちは「大きくなってね」と願いを込め、額に汗をにじませながら、真剣な表情で手を動かしていた。
男子児童は「房の上までしっかり浸せるように、友だちと確認しながら作業しました。収穫の日が楽しみです」と話していた。
写真(クリックで拡大)=房をジベレリンに浸した