早春の河津桜が秋に返り咲き 三段池植物園

2023年10月12日 のニュース

 京都府福知山市猪崎、三段池ラビハウス植物園(芦田修司園長)で、早春に咲く河津桜が、秋の盛りにピンク色の花を咲かせている。

 園の河津桜は2003年ごろに植えられた。当初は5本あったが、一時3本に減り、18年に苗木3本を増やして、現在は全部で6本になっている。

 毎年早春に開花。今春は2月27日に咲き始め、3月10日に満開となった。今年2回目の開花は10月に入ってからとみられ、3本の木で計20輪以上が咲いている。

 植物園では「これまでこの時期に1、2輪の開花はありますが、これだけたくさん咲くのは珍しい」という。

 原因としては「葉の少ない枝に咲いているものが多いことから、今年の猛暑の影響で葉が落ち、花の成長を抑えて休眠するためのホルモンの働きが弱まり、この時期に咲いてしまったのでは」とみている。

 まだ花芽が多くある木もあるが、園では「これらが全部咲くかは分からない」という。

 

写真(クリックで拡大)=花を付ける河津桜

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