成美高ソフトテニス・津波古選手　ジャパンカップ出場

　福知山市水内、福知山成美高校女子ソフトテニス部2年の津波古莉央さん＝日新中出身＝が、京都市で開かれた京都府高校シングルス大会で優勝。1位のみに与えられる「ハイスクールジャパンカップシングルス」への出場権を獲得した。成美は4強の3人を占めた。

　府大会は、2月25日に京都市の太陽が丘テニスコートで開催。女子の部には63人がエントリーし、トーナメント戦をした。

　津波古さんは、1回戦を4－0で突破したが、2回戦で1セット目を奪われて動揺し、2セット目も相手に取られた。それでも気持ちを落ち着かせ、最終的には4－3で勝利。ここからは順調に勝ち上がることができた。

　準決勝は同校2年の渡辺柊さん、決勝では同校1年の瓦井ひよりさんとそれぞれ対戦。成美勢同士となったが、波に乗る津波古さんが、いずれも4－0で制して優勝した。

　この結果、大会は2位が瓦井さん、3位は渡辺さんとなり、成美が上位を独占。8強には同校1年の高本來実さんも入り、成美女子の部員たちが強さを見せた。

　津波古さんは「府大会の決勝、準決勝は、一緒に練習している部活の仲間なので、気持ち的には楽に試合ができました。全体を通して、1セット目の入りが良くなかったので、ジャパンカップは最初から気を抜かず全力で挑みたい」と話している。

　ハイスクールジャパンカップシングルスは、6月に北海道苫小牧市で開かれる。

写真＝優勝した津波古さんと2位の瓦井さん、3位の渡辺さん（左から）