「きつねダンス」のファイターズガールに 成美高3年志堅原さん
2023年01月13日 のニュース
「きつねダンス」で有名なプロ野球・北海道日本ハムファイターズのチアリーディングチーム「ファイターズガール」の2023年新メンバーに、京都府福知山市水内、福知山成美高校アカデミーコース3年の志堅原花音さん(18)が選ばれた。今年は日ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」が開業するため、新球場でのダンス披露などで球団を盛り上げたいと意気込んでいる。
ファイターズガールは、ホーム公式戦での応援がメインの活動で、試合前や合間、勝利時にダンスを踊ったりする。球団の関連イベント、地域の幼稚園訪問、ダンスアカデミーのインストラクターなどもする。
きつねダンスは、昨年春からホームゲームで、きつね耳と尻尾を付けて披露。コミカルで楽しい振り付けが人気を呼び、2022年の新語・流行語大賞でもトップ10入りした。
志堅原さん=兵庫県・市島中出身=は3歳のころからバレエを習い、成美高入学後はチアリーディング同好会で活動。3年生からはチアダンス部でも活躍した。踊ることが好きで、将来はダンスの仕事に就きたいと希望していて、ファイターズガールの新メンバー募集に応募した。
オーディションは昨年12月11日に札幌ドームで行われた。318人が応募し、書類審査を通過した69人が2次のダンス審査で44人に絞られ、最終審査に臨んだ。
最終審査は自由演技と面接。志堅原さんは自作の振り付けでダンスを披露し、審査員の目に留まって合格者に選ばれた。
高校生で選ばれたのは2人だけ。志堅原さんは「新メンバーは北海道出身の人が多く、選ばれた時はびっくりしましたが、とてもうれしかった」と喜ぶ。
すでに年明けから北海道で暮らしていて、「きつねダンスはテレビで見て、踊ることに憧れていました。これからはいろいろなジャンルの踊りを覚え、ファイターズの勝利に貢献できるように頑張りたい」と話している。
写真=きつねダンスのポーズを決める志堅原さん