元日に子どもたちが新年のあいさつ回り 大江町夏間
2023年01月05日 のニュース

京都府福知山市大江町夏間の子どもたちが1日、地域の家を訪ねる新年のあいさつ回りをした。訪問先の家の人たちは笑顔で子どもたちを迎え、「あけましておめでとうございます」「今年もよろしくお願いします」とあいさつを交わした。
普段から子どもを見守る地域の人たちと、心のつながりを大切にすることを目的に取り組んでいる。50年以上続く行事で、昔は着物姿で家を回ることもあったという。
現在は夏間自治会の子ども会が主催しており、今年は地区の乳児から小学5年生までの子どもとその保護者の計14人が参加した。
暖かい格好に身を包み、午前9時ごろから20軒ほどある地区内の家を一軒ずつ訪問。子どもたちは元気いっぱいにあいさつをしたあと、家の人があらかじめ用意していた菓子を受け取り、喜んでいた。
地区内に住む吉岡さん(64)は「子どもたちはにぎやかで、元気をもらえます」と話し、参加した大江小学校4年の女子児童は「普段会わない人もいて恥ずかしいけれど、みんなと一緒に回ることができて楽しいです」と笑顔を見せていた。
写真=新年のあいさつをして菓子をもらった