日本学校合奏コンクールソロで共栄高の安達さんが金賞
2022年12月23日 のニュース

京都府福知山市東羽合、京都共栄学園高校吹奏楽部のピッコロ奏者、安達凛さん(2年、兵庫県朝来市和田山中出身)が、第11回日本学校合奏コンクール2022全国大会ソロ&アンサンブルコンテストで、金賞(6人)の「千葉市教育長賞」に輝いた。同部のティンパニ奏者、谷口蒼依君(2年、市内成和中出身)は銀賞(8人)を受賞した。
コンテストは11月に千葉県で開催。2人はソロ部門(高校)に出た。コンテストではマリンバやバイオリン、ビオラなどの奏者が独奏で競った。
安達さんは「LE MERLE BLANC(白ツグミ)」を演奏。ミスはあったが、動じることなく演奏を続けた。
千葉市教育長賞は最優秀の文部科学大臣賞に次ぐ賞で、審査員からは「本当に鳥が鳴いているように表現し、明るくて良かった」との講評を受けた。
安達さんは「賞をいただけるとは思っていなかったので、名前を呼ばれた時は驚きました。頑張って練習したかいがありました。今後もコンテストに出て、良い結果が出せるように頑張りたい」と意欲を燃やす。
谷口君は「Triptych Motif」を演奏し、「表現力がある」との審査員講評を受けた。「緊張はせず、楽しんで演奏できました。今年は演奏に関しての課題がたくさんあったので、更に良い演奏ができるようにしたい」と願う。
■吹奏楽部も2年連続で銀賞■
また同全国大会グランドコンテスト高校の部で、共栄高吹奏楽部が昨年に続き、銀賞を受賞した。
コンテストは11月に福島県で開かれ、共栄は「マードックからの手紙(2021年版)」で臨み、堂々とした演奏を聴かせた。
写真=受賞を喜ぶ安達さん(右)と谷口君