冬至でゆず風呂 浴場に爽やかな香り-福知山温泉
2022年12月22日 のニュース

きょう22日は、二十四節気のひとつ「冬至」。一年で最も昼が短く、夜が長い。京都府福知山市長田段の福知山温泉養老の湯(家田龍一社長)では風習にならい、ゆず湯のサービスを始めた。24日まで。
冬至の日にゆず湯に入ると風邪を引かないとされていて、オープン当初の21年前から続けている。今年はユズと、柑橘類で最大といわれる熊本八代産のザボン(晩白柚)を計360キロ用意した。
男女それぞれの露天風呂や内風呂などに浮かべると、浴場には、湯気とともにユズなどの爽やかな香りが漂った。訪れた常連客らは、肩まで湯船につかり、体をぽかぽかに温めた。
家田社長(58)は「温泉情報サイトのユーザー投票部門で関西エリアの2位に選ばれました。新型コロナウイルスの流行はいまだ収束していませんが、来年が良い年になるよう願いながらゆず湯を楽しんでほしい」と話している。
入浴時間は午前10時から午後10時(受け付けは午後9時30分)まで。
またグループのホテルロイヤルヒル福知山&スパ(土師)でも22、23両日、ゆず風呂をしている。
写真=ゆず湯のサービスが始まった