七色に輝く氷撮影 市内で氷点下
2022年12月15日 のニュース

京都府福知山市の15日の朝の最低気温は氷点下0・4度(午前5時17分)で、1月下旬並みの寒さとなった。厚中問屋町のアマチュア写真家、大地洋次郎さん(81)は同日朝、虹色に輝く氷の写真の撮影に成功した。
様々な写真を撮り続ける大地さんは、20年ほど前から、氷の撮影にも挑戦している。
14日にテレビの天気予報で、15日は寒くなるとの情報を知り、その夜に、水をかけたガラス板を庭に置き、氷が張るのを待った。
15日午前7時30分ごろに、ガラスに氷が付いているのを見つけ、撮影を始めた。接写レンズに反射を防ぐフィルターを装着。ガラス板の後ろに偏光板を置いて撮り、屈折した七色の光が氷の表面に映る様子をとらえることができた。
大地さんは「けさは特に寒く、きのうの夜の段階で、すでにガラス板に氷が付いていました。七色の光を見ると、寒さも吹っ飛びます」と話していた。
写真=美しく輝く氷(15日午前8時ごろ、大地さん撮影)