「今年の大鬼もおいしいぞ」 地酒を造る会がラベル刷り
2022年11月26日 のニュース

京都府福知山市大江町で地酒の原料となる酒米作りに取り組む「大江で地酒を造る会」は24日夜、大江町二箇下の大槻博路会長宅で、今年度産米の地酒「大鬼」のラベルの版画刷りをした。販売は12月中ごろから始まる。
造る会は、大江町産の米で作った地酒で町おこしを-と、1996年から酒米五百万石の栽培を続けている。
今年は二箇下・上、内宮、毛原の田んぼ計72アールで稲作をして、計約2700キロが取れた。収穫した酒米は宮津市のハクレイ酒造に持ち込み、醸造される。
ラベル刷りは会員7人が作業。大鬼の文字が浮き彫りにされた木版にインクを塗り、和紙風のラベル1700枚に印刷していった。
大槻会長は「酒米は農薬を最小限にとどめて栽培しました。出来は上々で、今年もおいしい酒ができると期待しています」と話している。
大鬼は1・8リットルと720ミリリットルの2種類があり、大江で先行販売し、年明けから旧市内でも取り扱う。
写真=ラベルを印刷する会員たち