日本学校合奏コンクールに2年連続で出場 京都共栄高
2022年11月01日 のニュース

京都府福知山市東羽合、京都共栄学園高校吹奏楽部(朝倉このみ部長、52人)が、11月5日に福島県郡山市で開かれる第11回日本学校合奏コンクール2022全国大会グランドコンテストに出場する。予選を通過しての出場で、昨年に続き2年連続となる。
コンクールは、日本学校合奏コンクール委員会の主催。小中学校、高校を対象としていて、楽器編成などによる出場制限がないコンクールとして開催されている。
共栄は昨年北近畿で初めてグランドコンテストに出場し、銀賞を受賞している。
今年の高校の部には、録音された演奏のCDを聴いて審査する予選を通過した20校が出場する。
共栄は「マードックからの最後の手紙(2021年版)」で勝負。コンクールに向けては4月から練習を積み、第一関門を突破することができた。グランドコンテストでも同曲を演奏する。
朝倉部長(2年)は「昨年に続き出場することができ、驚きとうれしさでいっぱいです。今年は人を感動させる演奏で、昨年以上の結果を残したい」と意気込む。
共栄高吹奏楽部の小松佳司監督(27)は「今年の部はテクニックはありませんが、豊かな音楽性が評価されたようです。自分たちの可能性を止めないで、『緊張』を味方につけ、頑張って演奏してほしい」とエールを送る。
同コンクールにはソロ&アンサンブルコンテスト(19日、千葉市で開催)もあり、同校からソロ部門に、ティンパニ奏者の谷口蒼依君(2年、成和中出身)とピッコロ奏者の安達凛さん(同、和田山中出身)が出場する。共栄でソロ&アンサンブルコンテストに出場するのは初めて。
写真=グランドコンテストに出場する共栄高吹奏楽部