「特A」産地の福知山で新米コシヒカリの等級検査始まる
2022年09月13日 のニュース

JA京都は12日、京都府福知山市報恩寺の佐賀ライスセンターで、新米の等級検査をスタートさせた。市内の管内では今年最初の検査。検査員が農家20軒から持ち込まれたコシヒカリなどの品質を調べた。昨年産の丹波地方のコシヒカリは、食味ランキングで最上位の「特A」に選ばれている。
検査員は、農家ごとに積み上げられた30キロの米袋から数袋を選んで玄米を取り出して確認。粒の形や色、水分、病害虫の有無などで等級を見定め、1~3等を決めていった。
検査を担当したJA京都の西原一男課長補佐(55)は「全体的にカメムシの被害、高温障害による白未熟粒が少ない印象。今後の検査でも、高品質の米が出てくることを期待しています」と話していた。
JA京都管内では、約3万2千袋の出荷を見込み、検査は佐賀を皮切りに、下豊、中六人部を除く旧市計14地域で、10月12日まで行う予定。
またJA京都にのくにも、旧3町などで検査をしている。
写真=目視などで品質を確認していった