大江の由良川筋で早くも稲刈り 台風時期避けて作業
2022年08月21日 のニュース

京都府福知山市大江町の由良川筋で、早くも稲刈りが始まっている。二箇下の田んぼでは、近くに住む農業、大槻昭彦さん(68)が青空の下で、実った稲の刈り取りに汗を流す。
大江の由良川筋の田んぼでは、秋の台風シーズンを避けて稲刈りができるよう、春の早い時期に田植えをする農家が多い。大槻さんの田は、由良川に架かる有路下橋のすぐ近くにあるが、毎年盆明けに稲刈りをするため、水害に遭ったことはないという。
今年は地区内の田んぼ5枚(計約1ヘクタール)でミルキークイーンやコシヒカリ、ハナエチゼンを栽培。4月26日に田植えをした。
稲刈り初日の19日は2枚(計20アール)の田で作業。コンバインに乗り、黄金色の稲を刈っていった。
大槻さんは「きょうは少し涼しいので作業が楽。水不足の心配もありましたが、良い米ができています。収量は例年通り、30キロ袋で約150袋とれると見込んでいます」と話している。
写真=コンバインに乗り稲を刈る大槻さん